船橋市北部横断行 R6.11.23.【ウォーカーズ活動報告】(202412)

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船橋市北部横断行 R6.11.23.

 地図で船橋市の輪郭を確かめると、横(左)向きの折烏帽子が思い浮かぶ。しかも耳当て付きだ。11月例会はその烏帽子の先端部を西から東に横切っていく行程だ。但しスタートは北総鉄道白井駅(白井市)、ゴールは東葉高速鉄道八千代緑が丘駅(八千代市)。勤労感謝の日、秋晴れやや北風の中、総勢7名が白井駅を10時に出発。駅前の住宅街を南へ抜けると、緩やかな坂を下る。左右は梨畑など・・坂下手前、左の木立の中に「鳥見神社」がある。何でも「鳥見神社」は北総、特に印西市などに20社近くあり、此処もその一つとのこと。祭神はニギハヤヒノミコトとその妻子、古代大和の物部氏の祖とも。鳥見はトリミあるいはトミとも言われ、因みにこの辺を富ヶ谷という。いつの頃か大和の部族が香取浦を経由して北総に住み着いた証しか?
坂を下りると市境の二重川、富ヶ谷橋を渡り、農家群を抜け「県民の森」の中を歩く。鬱蒼とした杉木立と欅など雑木、木洩れ日が心地よいが下草が生い茂りあまり良い景観ではない。南出口からアンデルセン公園に向かう。祝日とあって家族連れで賑やか、駐車場ははや満杯だ。来場する車の列を脇目に一路東へ。公園近くの豊富小学校は創立150年とのこと。周辺の村々を集め、豊富村となったのは明治中期、因みに同村は昭和29年、船橋市に合併(人口4128人)。公園から中山CCまでは一直線、血液センターやリトルリーグのグランドの他、鉄骨加工場や住宅建材加工場などが畑の間に点在し「工場団地」の様相も呈している。
中山CC手前で八千代市に入る。県道交差点を越え南へ。桑納川を渡り吉橋の集落へ。川は三咲、高根台、坪井からの小流を集めて東行し二重川同様、新川に至る。この辺りは両岸に水田が拡がり、台地の縁には牧場も。戦国期には吉橋城があったそうだ。集落から台地に上り、京成バラ園に向かう。ゴルフ練習場をぐるりと回り、バラ園に。ここも人出が・・・ここまで約10km。2時間は優に超え、全員やや疲れ気味?
ラストスパートは東葉高速線沿いに緑が丘の駅を目指す、残り1km。イオンモールで記念?のバッジを貰い、昼食会場へ。各自パスタやピザをビール等で流し込みつつ、ひとしきり感想を語り合い、14時過ぎに散会した。船橋市北部は、工場、畑が斑に並びやや雑然としているが、歴史あり自然も残され、一度は訪れてみる価値はある。(吉川文夫 記)

アンデルセン公園      京成バラ園へ向かう

アンデルセン公園      京成バラ園に向かう

ゴールの八千代緑が丘駅   行程を終えてのランチタイム

ゴールの八千代緑が丘駅      集合写真