本日天気晴朗ナレドモ・・・  ウォーカーズ 第四弾 (2306)

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本日天気晴朗ナレドモ・・・

―ウォーカーズ 第四弾―

5月6日。昨12月以来4回目の例会は船橋市を離れ、鎌ケ谷、松戸市へ。今回も新京成の沿線健康ハイキングのコースを辿ることに。その新京成電鉄の本社がある「くぬぎ山駅」を9時過ぎにスタート、西からの強風の中、都立八柱霊園へ向かう。霊園は昭和10年開園。南門から北側正門へと歩いたが、敷地の広大さと初期の墓地群の立派さに驚かされる。巨大な墓石、墓誌、さらには胸像を設えた墓もある。園内は池、傾斜地には木立が拡がり、風格すら感じさせられる。

石材店の連なる正門通りから北東へ進み、八柱弁財天の小祠を訪ね、緩やかな坂道を登る。かぶと公園を経由、アパート群を左右に北へ向かい、「子和清水」という湧水跡地に到着。「親は旨酒、子は清水」なる養老伝説の地だそうで、小林一茶の「母馬が番して呑ます清水かな」の句碑もあり。清水の脇には鮮魚街道(ナマ街道とも。銚子で水揚げした鮮魚の印西市布佐から江戸への輸送路)が走る。ここまで約5.5 km.

コースはさらに北へ、歴史ある常盤平団地に入る。新・日本街路樹100景の一、「けやき通り」を進む。初夏の日差しが強い中、プロムナードの木立の緑陰にほっとする。団地の佇まいはエージングによる趣きを感じさせる一方、商店街のシャッター通り化も目立つ。

けやき通りを右折、葉桜となった桜の太い幹を眺めながら、弧状のさくら通りを歩き、ゴールの五香駅に11時30分到着。駅ビルにて早めの昼食後、散会した。行程8.2km.

晴天には恵まれたものの、思わぬ強風に互いの会話も聞き取りにくいほど、正しく「本日天気晴朗ナレドモ風強シ(波高シ)」の半日であった。参加者5名。

(大内澄夫、大山徹、小谷野俊夫、武藤章、吉川文夫)

八柱弁財天(集合写真)

八柱弁財天(集合写真)

八柱霊園(正門)

八柱霊園(正門から)

八柱霊園案会図

八柱霊園案内図

子和清水之像

子和清水像